家族葬を行う際のポイント

家族葬が決まっていても、いざとなると参列者はどこまでお声掛けする必要があるのか、訃報を伝えると親戚が大勢来てしまうのではと不安に思われるかもしれません。

ここでは、家族葬を親戚に納得してもらうポイントや参列者の範囲、連絡の方法について紹介いたします。

家族葬を行うと決めていても、規模を限定すると親戚の方に納得してもらえないのでは？と不安に思われることもあるでしょう。

家族葬は、参列者の数に限りがあるため、きめ細やかな対応をすることができます。親戚に納得してもらうためには、以下のポイントに注意するとよいでしょう。

• 斎場は、遠方からの親戚の負担とならないよう移動を考慮
• 菩提寺やご住職などへの対応
• 家族葬に参加しなかった親戚への報告
• 家族や親戚が主体となって故人をお送りできること
• 香典やお花のお礼

近親者のみでの家族葬を選ばれる方も多い今、香典やお供えのみで故人を送ることも少なくありません。家族葬とはいえ、参列者以外にも配慮できるよう丁寧に準備をしておくと、親戚の方にも納得してもらえるでしょう。

家族葬とは、基本的に直系の家族や近親者などで行われるため、事前に参列者を決めることになります。いくら対応に追われていたとしても、参列者の決め方に問題があるとトラブルに発展しかねません。後で揉めごとを避けるためにも、事前に参列者の範囲は決めておきましょう。

家族葬の訃報はどうすればよいのでしょうか？
人数に制限があるため、基本的には参列者として参加して欲しい方にのみ訃報を伝えます。友人が多かった場合など、訃報を知ってしまえば参列した方がよいのでは？と気を遣わせることになるため、敢えて案内状は送りません。家族葬を行った後、挨拶文でその旨を伝えるとよいでしょう。

また、訃報を聞き弔問を希望される方から連絡があった場合は、できるだけ応えるようにし日程を調整しましょう。

郵送で香典やお供えが届いた場合は、香典返しや返礼品を用意しておくと安心です。

家族葬への参加を遠慮してもらう場合には、隠すのではなく家族葬であることを明確に伝えるとよいでしょう。そうすることで、参加すべきかどうか相手が悩むこともありません。また、故人や遺族の意志で家族葬を選んだため近親者のみで葬儀を行うことを明記しておくと、より納得していただけることでしょう。

故人が逝去したことを知らせておきたい方々には、葬儀を終えた後で家族葬を執り行った旨を報告しましょう。また「故人を偲びたい」という突然の弔問に備え、お菓子などをある程度用意しておくと安心です。その他、年末が近い場合には喪中はがきで伝えるという方も多いです。

家族葬とはいえ、親族だけではなく故人が親しかった方々に参列していただくことも可能です。また、参列されない方には、後日挨拶文で家族葬を終えたことを伝えるとよいでしょう。岐阜の市川葬典は、1日1件の貸し切りで葬儀を行っております。大切な思い出を語り合える家族葬をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。